巻き爪は、爪の曲がり方によって軽度から重度に分類されます。軽度の状態では痛みが少ないため見逃しがちですが、自然に治ることはありません。

軽度の状態を対処せずに放置すると、中度、さらには重度へと進行し、さらにタコや魚の目、膝や腰の痛み、化膿といったトラブルを引き起こすおそれがあります。

本記事では、巻き爪における軽度・重度の判断基準や、改善に向けた治療方法について解説します。

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巻き爪の軽度か重度の判断基準はカーブの度合い

正常な爪は10~30度の緩やかなカーブを描いていますが、巻き爪になると爪が内側に巻き込み、不快な症状を引き起こします。

症状の程度と爪のカーブの度合いは、以下の3段階に分類されます。

治療期間は症状が進行するほど長期化する傾向にあり、経済的な負担も大きくなります。早期発見・早期治療が重要なので、巻き爪に気づいたら専門家に相談しましょう。

①:軽度(40~50度)

軽度の巻き爪とは、爪のカーブが40~50度ほどになっている状態です。日常生活で痛みを感じにくく、巻き爪に気づかない方も多くいます。

症状が軽いため放置してしまいがちですが、長時間歩行を続けたり、窮屈な靴を履いたりすると痛みが現れます。

根本改善をしないと症状が進行するため、軽度のうちに矯正を開始するのがおすすめです。爪のカーブがきつくなる前に矯正すれば、爪が平らになるまでにかかる期間が短くなり経済的負担も軽くなります。

②:中度(60~70度)

巻き爪が進行して60~70度のカーブを描くようになると、爪が皮膚に食い込む状態になります。見た目からも、爪が巻いていることが明らかな段階です。

歩くときに痛みが増し、靴を履いて過ごすだけでも負担がかかります。人によっては、靴を履くのが難しいほど痛みを感じるでしょう。

巻いた爪が皮膚に食い込み続けると、傷口から炎症を起こし化膿するリスクもあります。炎症が進行すると患部の治療が必要になるため、矯正期間が長くなり、費用面でも負担が増えてしまうでしょう。

③:重度(80度以上)

巻き爪のカーブが80度以上にまで悪化すると、爪が円を描くように丸く巻き込んだ状態になります。

見た目は痛々しいですが、重度の巻き爪は痛みを感じないケースも少なくありません。爪が皮膚に深く刺さり、神経が圧迫されて感覚が麻痺してしまうためです。

しかし痛みを感じなくなっても、巻き爪の進行が止まったわけではありません。爪が大きく変形していくと爪切りが困難になる場合があります。

そのまま爪が伸び続けると、靴や靴下を履けなくなる人もおり、日常生活に支障が出やすくなるため早急な治療が必要です。

また、爪が極端に巻き込むと、通常の爪切りでは手入れが困難になります。無理に爪を切ろうとすると皮膚を傷つける可能性が高まり、さらなる症状の悪化を招くでしょう。

重度の巻き爪は、専門家による治療が不可欠です。早めに相談し、症状の改善を目指しましょう。

軽度から重度まで巻き爪が引き起こす3つのトラブル

巻き爪によって引き起こされるトラブルには、以下の3つがあります。

巻き爪によって引き起こされるトラブル

巻き爪の症状は進行し続けるため、二次被害を防ぐためにも早めの治療が重要です。

①:タコ・魚の目

軽度の巻き爪であっても、違和感があって歩き方が不自然になると、タコや魚の目ができやすくなります。痛みを避けようと体重が足の一部分に集中した結果、皮膚が硬くなるためです。

タコは体重がかかりやすい足先の裏側、またはかかとにできやすい傾向があります。刺激を受けても、あまり痛みがないのが特徴です。

ただし、進行すると皮膚がひび割れたり、傷口から細菌に感染したりするリスクがあります。

魚の目は、指のふちや指の間などにできるケースが多いです。患部の中心には芯があるため、圧迫による刺激で痛みを感じます

巻き爪による痛みをかばった歩き方を続ける限り、タコや魚の目ができるリスクもつきまといます。タコや魚の目を予防するには、巻き爪の治療を早期に行いましょう。

②:膝や腰の痛み

巻き爪が原因で歩き方が崩れると、膝や腰に負担がかかり、痛みが引き起こされることがあります。

巻き爪による痛みを避けようとする歩き方は、体全体の重心のバランスを崩す原因となります。不自然な歩き方を続けると、関節に負担がかかり、慢性的な膝や腰の痛みにつながる場合があるでしょう。

バランスの取れた正しい歩き方をするには、巻き爪を治療して痛みを改善する必要があります。

③:炎症・化膿

巻き爪が皮膚を傷つけるほど重度化すると、爪周辺の皮膚が赤く腫れ上がる爪囲炎(そういえん)を引き起こします。

靴を履くだけでも強い痛みを感じるのが特徴で、日常生活に支障をきたすケースもあるでしょう。

さらに症状が悪化すると、ひょう疽(ひょうそ)と呼ばれる感染症になる可能性があります。ひょう疽は皮膚の下に膿が充満し、指の腹側まで炎症が広がるのが特徴です。脈打つような非常に強い痛みを伴います。

適切な治療を行ったとしても、巻き爪を改善しなければ炎症や化膿は再発する可能性があるでしょう。炎症や化膿の予防・改善には、巻き爪を矯正して爪を平らにする必要があります。

軽度の巻き爪はテーピング・コットンパッキングで対処を

軽度の巻き爪には、「テーピング」「コットンパッキング」といったセルフケアで応急処置を行い、痛みを緩和できます。

詳しくはこちらの記事に対応方法を詳しく記載しておりますので、気になる方はご覧ください。

中度・重度の巻き爪は矯正治療で改善

中度・重度の巻き爪は、爪が皮膚に刺さっていることもあり、応急処置では対処が困難です。刺さって怪我をしている場合は病院での対処、巻き爪を生え方から矯正する場合は専門店の対応が必要になります。

一般的に採用されている治療法は、以下の2つです。

それぞれの治療方法の特徴や、メリット・デメリットを紹介します。

①:プレートを使った矯正

プレートによる矯正治療では、爪の表面に樹脂や金属でできたプレートを装着し、弾力性を利用して爪を平らな形へ戻していきます。

爪の根元から矯正できる点が、プレート矯正の大きなメリットです。根元から矯正すると、爪が伸びても巻き爪になりにくく、再発率を下げられます

また、樹脂素材のプレートは透明で目立ちにくいため、見た目を気にせず治療に専念できます。凹凸もほとんどなく、靴を履いてもあまり違和感はないでしょう。

矯正期間は6か月以上かかるケースが多い傾向にあります。施術による痛みを感じにくく、入浴や運動などは通常どおり行えます。

巻き爪補正店では、透明な目立たないプレートと、整形外科医監修の専門器具を用いており、痛みなく強制を行うことが可能です。

②:ワイヤーを使った矯正

ワイヤーを使った矯正では、形状記憶合金を用いた「マチワイヤー法」が代表的です。

爪の両端に小さな穴を開け、ワイヤーをとおして爪を平らに矯正していきます。ワイヤーによる治療は、医療機関で受けられます。

強制力が強いため、治療期間は3~6か月程度と比較的短めです。さまざまな爪の形に対応できるメリットもあります。

一方で、治療には一定の爪の長さが必要で、爪が短い場合はある程度伸びるまで行えない点がデメリットです。

また、矯正されるのは爪の先端部分が中心で、根元の矯正までは難しい側面もあります。

治療中は目立ってしまうこともあり、特に素足を出すシーズンだと気になる方もいらっしゃるかもしれません。

巻き爪を予防するための生活習慣見直しのポイント

巻き爪の重度化を防ぐための方法は、以下の3つがあります。

①:正しい爪の切り方を意識する

巻き爪予防の基本は、爪を正しい切り方で切ることです。爪先をまっすぐに切り、両端を丸くしたり深く切り込んだりしない「スクエアオフ」という形が推奨されています。

爪の両端を指の形に沿って切ってしまうと、爪が成長する際に皮膚に食い込みやすくなり、巻き爪が悪化する原因になります。

また、爪を短く切りすぎるのも避けましょう。白い部分がすべてなくなるほど深く切ると、爪が伸びる過程で皮膚に食い込みやすくなります。

反対に、爪を伸ばしすぎてもいけません。爪はもともと巻く性質を持っているため、伸ばしすぎると自然と内側に巻き込んでいく傾向があります。

爪切りの頻度は1か月に1度程度を目安とし、定期的なケアを心がけましょう。

②:自分の足の形に合った靴を選ぶ

巻き爪の悪化を防ぐために、自分の足の形に合った靴を選びをしましょう。足先に1cm程ほどのゆとりがあり、紐で調整できるスニーカータイプの靴がおすすめです。

パンプスやローファーなど、足先が窮屈になりやすい靴は避けましょう。デザイン性を重視するあまり、つま先が圧迫される靴を選ぶと、巻き爪の原因になります。

また、巻き爪予防には靴の履き方にもポイントがあります。靴を履く際には足先を少し上げ、かかと部分をしっかり合わせましょう。

その後、靴紐をしっかりと締めて足の甲を支えるようにすると、歩行時に安定感が増します。

適切な靴選びと正しい履き方を心がければ、足への負担が軽減され、巻き爪の悪化を防ぐ効果が期待できます。

③:歩く機会を増やす

巻き爪の予防には、日常的に歩く機会を増やすのも大切です。歩行により足裏に適度な圧力がかかると、爪が皮膚の内側に巻く力に対抗でき、平らな爪を維持しやすくなります。

例えば、1日30分程度のウォーキングを取り入れるだけでも、爪への良い刺激となります。特に座りがちな生活を送っている方は、日常的に歩く機会を増やしてみてください。

また歩く際には、正しい重心移動を意識しましょう。かかとから地面に着地し、小指側から親指に向かって重心を移動させ、最後に親指でしっかり地面を蹴るのがコツです。

正しい重心移動をすると足の指先に均等な力がかかり、爪が巻きにくくなります。

巻き爪は重症化や二次被害が出る前に専門店に相談しよう

巻き爪は、軽度の段階でも放置すると重度へと進行する可能性があります。自然に症状が良くなることはないため、徐々に歩行に支障が出たり、炎症が起きたりするでしょう。

巻き爪が進行するほど矯正治療にかかる期間も長くなるため、早めの対処がおすすめです。

巻き爪補正店では、プレートを使用した矯正を行っています。施術の過程で痛みをほとんど感じないため、プレート装着中でもいつもどおりの生活を送れるでしょう。

症状の重さにかかわらず、巻き爪になっている方はお近くの店舗にお問い合わせください。

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