爪の白い部分が広がっていると感じたら、剥離が起きている可能性があります。

乾燥や刺激が原因のケースもありますが、爪の病気や全身の不調が影響している場合もあるため軽視はできません。

適切な対処を行わないと、変形爪などの二次的なトラブルを招くリスクもあります。

本記事では、爪の剥離を引き起こす習慣や病気の特徴、日常で実践できるケア方法などを詳しく解説します。

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爪の剥離につながる生活習慣・外的要因

日常生活の中で爪の剥離を引き起こす主な原因は、以下の2つです。

爪の剥離を引き起こす主な原因

上記のような習慣や刺激が続くと、爪が剥がれやすくなってしまいます。原因に心当たりがある場合は、普段の行動を見直しましょう。

①:爪への刺激や乾燥

爪の剥離の主な原因として、日常生活における爪への刺激や乾燥が挙げられます。爪の水分量が減少すると脆くなり、剥がれやすい状態になるためです。

特に注意したいのはネイル用品の使いすぎです。除光液には爪の水分や油分を取り除く成分が含まれており、頻繁に使用すると乾燥の原因となります。

マニキュアに含まれる化学物質も同様に爪へダメージを与えるため、連続した使用は控えめにしましょう。

また、刺激の強い石けんや消毒液の過度な使用も、爪の表面から必要な水分・油分を奪ってしまいます。

乾燥対策として効果的なのは、こまめな保湿ケアです。入浴後は爪周りに保湿クリームやオイルを塗布し、水分の蒸発を防ぐよう心がけましょう。

②:外傷

爪の剥離は、突発的な外傷によっても起こります。重い物を指先に落としたり、つま先を強くぶつけたりした衝撃で、爪が剥がれてしまう可能性があります。

外傷によって爪の周辺が傷ついたり出血したりすると、感染症のリスクがあるため、患部を清潔に保ちましょう。指先を絆創膏などで保護し、患部を刺激から守るようにしてください。

爪を無理に剥がそうとすると、出血や炎症が悪化するおそれがあります。自己処理は避け、心配な場合は専門家に相談しましょう。

爪の剥離を引き起こす病気

爪の剥離を引き起こす代表的な病気は、以下の6つです。

適切な診断と治療を受けるためにも、病気による爪の剥離の特徴を理解しておきましょう。

①:爪甲剥離症

爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)とは、爪が剥がれて白い部分が徐々に広がっていく症状です。剥離が進むと、爪が白や黄色っぽく変色して見えるようになります。

通常、一般的に爪と呼ばれる硬い部分の「爪甲」は、その下にあるピンク色の「爪床(そうしょう)」にしっかりと密着しています。自然に剥がれることはほとんどありません。

しかし、外部からの刺激といったさまざまな原因により、爪甲と爪床の間にすき間が生じると、徐々に剥離が進んでしまいます。

爪甲剥離症を治すには、原因に合わせた対処が必要です。原因は多種多様で自己判断が難しいため、専門家に相談しましょう。

②:爪甲層状分裂症

爪甲層状分裂症(そうこうそうじょうぶんれつしょう)とは、爪の先端部分が薄く層状に剥がれてしまう症状です。一般的には「二枚爪」と呼ばれ、乾燥しやすい冬場によく見られます。

爪甲層状分裂症の原因は、乾燥や爪先に加わる衝撃、鉄分不足などです。ネイルのしすぎも、爪にダメージを与える原因となります。

改善のためには日頃から保湿ケアを心がけましょう。また鉄分を多く含む食品を積極的に摂取し、栄養バランスのよい食事をとるのも重要な対策となります。

③:爪扁平苔癬

爪扁平苔癬(つめへんぺいたいせん)は、皮膚や粘膜に慢性的な炎症を引き起こす扁平苔癬の症状が、爪に現れたものです。

免疫細胞が自分の体を攻撃してしまう自己免疫の異常が原因とされており、爪が薄くなったり縦に割れやすくなったりする特徴があります。症状が進行すると、爪が完全に失われるケースもあります。

治りにくいとされているため、症状に気づいたら早めに医療機関を受診しましょう。治療には、ステロイド外用薬などが用いられます。

④:感染症

感染症が原因となって爪の剥離が起こるケースもあります。代表的な感染症は、カンジダ症や爪白癬(爪水虫)です。

カンジダ症は、浮き上がった爪の下の皮膚がカサカサと乾燥する症状です。

また爪白癬は、爪が白や黄色に変色し、分厚くもろくなる症状です。カビの一種である白癬菌は、爪の主成分のケラチンを栄養源として増殖するため、爪が剥離してしまいます。

感染症予防のためには、爪を清潔に保つ必要があります。入浴時には石けんを泡立て、ブラシなどを使って爪と皮膚の間まできれいに洗いましょう。

なお、爪白癬の原因や具体的なケア方法は、以下の記事で解説しています。併せてご覧ください。

⑤:光線過敏症

光線過敏症とは、わずかな日光に過剰反応して皮膚に炎症を起こす病気です。爪の剥離の他に、紅斑やかゆみ、光線過敏性皮膚炎などの皮膚症状が出たりするケースがあります。

紫外線に反応して発症・悪化するため、夏場に爪が剥がれやすくなり、冬に軽快しやすいのが特徴です。

改善には、紫外線対策をしっかり行う必要があります。外出時には日焼け止めの使用や長袖の着用、帽子や手袋での遮光を心がけて紫外線の影響を最小限に抑えましょう。

⑥:甲状腺機能亢進症などの全身疾患

爪甲剥離症の背景には、全身疾患が関係している場合もあります。中でも代表的なのが、甲状腺機能亢進症です。

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気で、疲れやすさや不眠、動悸などの症状が現れるのが特徴です。

また、鉄欠乏性貧血や糖尿病といった他の全身疾患でも、血流や栄養状態の悪化により爪がもろくなり、剥がれやすくなる可能性があります。

改善には、疾患の適切な治療が不可欠です。爪の異常だけに着目するのではなく、全身の不調がないかを見直し、必要に応じて専門医の診察を受けましょう。

剥離した爪を放置すると変形爪になるリスクがある

爪が剥離した状態をそのままにしておくと、変形爪につながる可能性があります。変形爪とは、爪が分厚くなったり、黄色や褐色に変色したりする症状です。

爪が剥がれて指先の肉が露出していると、地面からの圧力によって肉が盛り上がってしまい、新しく生えてくる爪の成長が妨げられてしまいます。

本来であればまっすぐ伸びるはずの爪が上下に成長するため、厚みが増したり変形したりしてしまうのです。

また、本来爪が生える部分に角質がたまり、成長が阻害されることも変形爪の要因になります。

爪が剥離した際は放置せず、必要に応じて専門家に相談しましょう。

変形爪の詳細や治し方は以下の記事で解説しているので、ぜひご一読ください。

爪の剥離を悪化させないためのケア方法

爪の剥離を悪化させないために行うべきケアは、以下の2つです。

爪の剥離を悪化させないために行うべきケア

正しいケア方法を実践し、爪の成長をサポートしましょう。

①:絆創膏で爪を保護する

爪が剥離した際は、絆創膏を使って外部の刺激から保護しましょう。爪が伸びるまでの間、靴の圧迫やぶつけた際の衝撃を緩和し、爪への負担を軽減できます。

絆創膏は伸縮しやすいウレタン不織布素材のものや、指先にフィットするT型サイズを選ぶと、爪にぴったりと密着させられます。

絆創膏を使う場合は清潔さを保つために、毎日交換しましょう。濡れたままにしておくと細菌の繁殖リスクが高まるため、入浴後は速やかに新しい絆創膏に交換してください。

②:爪を丈夫にする食事を心がける

爪の健康を保つために、毎日の食事から必要な栄養素をしっかりと摂取しましょう。栄養不足が続くと、爪が薄くなったり、割れたりする原因になります。

爪の主要成分は「ケラチン」と呼ばれるタンパク質です。肉や魚、卵、大豆製品などを日常的に取り入れ、良質なタンパク質を摂取しましょう。

また、鉄分や亜鉛、ビタミン、カルシウムやマグネシウムといったミネラル類も、健やかな爪の成長を支えるために欠かせない栄養素です。

さらに、水分摂取も不可欠です。水分不足は爪の乾燥を招き、剥離のリスクを高めてしまうため、意識して水分補給を行いましょう。

爪が剥離したときはどこに相談すればいい?

爪が剥離したときは、目的に合わせて以下の専門家に相談しましょう。

専門家から正しいアドバイスを受け、二次トラブルや症状の悪化を防ぎましょう。

①:正しいケア方法が知りたいならフットケア専門店

爪が剥がれた際に正しいケアを行いたい場合は、フットケア専門店への相談がおすすめです。

剥離した爪は、再びきれいな形に戻るまでに数か月かかるのが一般的です。その間のケアが不適切だと、爪がまっすぐに伸びず、厚みが出たり湾曲したりする可能性があります。

フットケア専門店では、爪の状態に合った適切なケアができるため、変形爪などの二次トラブルを予防できます。

また、使用すべきケア用品や避けるべき行動についても、専門的なアドバイスを受けることが可能です。

定期的な経過観察も受けられるため、ケア方法に不安がある方や、きれいな爪を取り戻したい方にとって心強いサポートとなります。

②:病気が疑われる場合は医療機関

爪が変色したり赤みや腫れなどの症状が現れたりした場合は、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

医療機関では、爪の一部を採取して検査を行い感染症かどうか調べることが可能です。また、鉄欠乏性貧血や甲状腺疾患など、全身疾患と関連しているかどうかも確認できます。

外見だけでは判断できないケースも多いため、気になる異変があれば早めに受診しましょう。

爪が剥離したら専門家に相談しよう

爪の剥離は、日常の刺激や乾燥・外傷などのほか、爪甲剥離症・感染症・全身疾患といった病気が原因となって発症します。

放置すると変形爪のリスクが高まるため、早めの対処が必要です。正しいケア方法を身につけたい場合は、フットケア専門店への相談をおすすめします。

巻き爪補正店では、個人の症状に合わせた適切な指導を行っています。健康な爪の成長をサポートしているので、剥がれた爪に悩んでいる方はぜひ一度ご相談ください。

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