巻き爪に悩んでいるものの、何科を受診すればよいか分からず、市販グッズで様子を見ている方もいるのではないでしょうか。

しかし、巻き爪は放置すると爪が皮膚に刺さって痛みが生じたり、炎症が起きたりするおそれがあります。
セルフケアで痛みを和らげることはできても、進行を食い止めるには専門的な治療が必要です。

本記事では、巻き爪で受診すべき診療科や受診のタイミング、保険適用の可否について詳しく解説します。

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巻き爪治療するなら何科に行くべき?

巻き爪治療を受ける際に選ぶべき診療科には、以下の3つがあります。

症状の程度や原因によって受診すべき診療科が異なるため、自分の状況に合った病院を選択する必要があります。
それぞれの診療科の特徴を理解し、適切な処置を受けましょう。

①:症状が軽い場合は皮膚科

「巻き爪の症状が軽い」「手術などの大掛かりな治療に抵抗がある」という方は、皮膚科を受診しましょう。

皮膚科での処置は、爪と皮膚の間にコットンを挟むコットンパッキングや、皮膚を引っ張って爪の食い込みを緩和するテーピングが中心です。化膿している場合には、抗菌薬が処方されます。

また、肉芽(にくげ)という皮膚の盛り上がりには、液体窒素を用いた治療を行う場合もあります。

ただし、処置は痛みを抑える対症療法が基本であり、巻き爪の根本的な改善には至りません。
ワイヤーなどを用いた矯正治療に対応しているかは病院によって異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

②:手術が必要な場合は形成外科

巻き爪の症状が進行し、手術が必要な状態であれば形成外科の受診を検討しましょう。

炎症や肉芽を繰り返している、矯正では改善が見込めないといった重度の巻き爪でも、形成外科では専門的な治療を受けられます。

ただし、形成外科は手術による治療を主とするため、プレートやワイヤーを使った矯正治療に対応していないケースもあります。

矯正か手術かで迷っている場合は、巻き爪の進行度や生活スタイルに応じて治療方針を相談できる形成外科を選ぶとよいでしょう。

③:関節の異常が原因で巻き爪になった場合は整形外科

外反母趾や関節リウマチ、先天性内反足など、関節の異常が原因で巻き爪になった場合は、整形外科を受診しましょう。

整形外科は骨や関節、筋肉といった身体の運動に関わる部分を専門に扱っており、巻き爪の根本原因にアプローチした治療が期待できます。

ただし、整形外科は必ずしも巻き爪治療に対応しているわけではなく、矯正器具や爪の処置を行っていない病院もあります。

受診する前には、事前にホームページや問い合わせで巻き爪の診療実績があるかを確認しておくとよいでしょう。

巻き爪治療を受けるべきタイミング

巻き爪の症状が軽くても、油断は禁物です。巻き爪は放置しても自然に治らないため、放置すると徐々に悪化する可能性があります。

以下のような症状が現れている場合は、無理をせずに早めに専門の病院やフットケア専門店へ相談しましょう。

  • 歩くのがつらいほど痛みが強い
  • 爪の周囲がひどく腫れている
  • 熱をもっていて炎症の兆候がある
  • 爪のまわりに膿が出ている
  • ジクジクとした肉芽ができている
  • セルフケアを2週間以上続けても改善しない

早めの段階で対処すれば、治療期間が短くなり、痛みや爪への負担も抑えられます。

病院で受けられる3つの巻き爪治療法

病院で受けられる巻き爪治療には、爪の形を整える矯正治療や、食い込みを根本から解決する手術など、さまざまな選択肢があります。代表的な治療法は以下の3つです。

それぞれの治療法で特徴やメリットが異なります。医師と相談しながら、ご自身の症状や希望に合った方法を選びましょう。

①:弾性ワイヤー

弾性ワイヤーは、爪の白い部分に小さな穴を2ヶ所開け、形状記憶合金製のワイヤーを通して矯正する方法です。

ワイヤーの反発力を利用して、巻いている爪を少しずつ平らな状態へと導きます。
施術中は強い痛みを感じることがなく、処置後も運動や入浴などの日常生活を普段通り続けられるのが特徴です。

身体への負担が少なく、軽度から中等度の巻き爪によく用いられます。

ただし、爪に穴を開けるにはある程度爪が伸びていないといけないため、爪が短すぎる場合は施術できません。爪の長さが足りない方は、伸ばしてから治療を受ける必要があることが難点です。

②:VHO式矯正法

VHO式矯正法(3TO/VHOワイヤー法)も、専用のワイヤーを用いて巻き爪を矯正する治療法です。

施術法は弾性ワイヤーと異なります。まず爪の形に合わせてワイヤーを調整し、巻き込んでいる両端にフックを引っかけます。
その後、ワイヤーの中央をループ状にし、専用器具でゆっくり巻き上げることで、巻き爪を外側と上方向に引き上げていく仕組みです。

矯正力が強く、短い爪や爪の根元側の矯正にも対応できる利点があります。
施術後も日常生活への支障は少なく、痛みを感じにくいため患者にとって負担が少ない治療法です。

③:フェノール法

フェノール法は、巻き爪の再発を防ぐための根本的な手術治療です。

爪の一部を抜き取り、爪を作る組織の爪母(そうぼ)へフェノールという薬剤を塗布して、爪が再生しないように処置します。

手術は10〜15分程度で終わる日帰りで、術中や術後の痛みはほとんどないとされています。巻き爪の原因部分を再生できなくするため、再発率の低さが大きな利点です。

ただし、処置を行った部分の爪は今後再生しなくなります。爪の幅がやや狭くなるデメリットがあるため、医師と十分に相談した上で治療を決定しましょう。

病院で巻き爪治療したら保険適用される?

巻き爪治療が保険適用されるかどうかは、症状の程度や医師の判断によって異なります。医療行為として認められるかどうかが、保険適用の可否を分けるポイントです。

例えば、爪の一部を切除する手術や、炎症や感染に対する内服薬・外用薬の処方、診察時のセルフケア指導などは、診療報酬の対象となるため保険適用となります。

一方で、見た目の改善や再発予防を目的としたワイヤー矯正などは保険適用外となり、原則として自費診療となるケースが多いです。

費用面が気になる方は、事前に保険適用の可否を病院に確認しておくとよいでしょう。

巻き爪の根本原因を改善するならフットケア専門店もおすすめ

病院によっては、皮膚科や形成外科であっても巻き爪治療に対応していない場合があります。

近隣の病院で治療を受けられないかつ、怪我や化膿など医療行為が必要な症状になっていない場合は、フットケア専門店を利用するとよいでしょう。
フットケア専門店は、巻き爪や陥入爪、変形爪など足元のトラブルに特化した施術を行っています。

例えば、巻き爪補正店の施術では、特殊な樹脂や形状記憶合金を用いたプレートが中心です。プレートは透明で装着しても目立ちにくく、ネイルを楽しめる利点もあります。

また、爪の正しい切り方や靴の選び方のアドバイスを受けられるほか、魚の目・タコなど足全体の悩みにも対応してもらえます。
気軽に相談しやすいため、少しでも巻き爪が気になる方はぜひ相談してみましょう。

痛い巻き爪の応急処置は自分でできる?市販グッズを使った2つの方法を紹介

巻き爪の症状が軽度である場合や、病院が休みで応急処置をしたい場合は、自宅でのセルフケアによって痛みを緩和できることがあります。

自分でできる主な方法は、「コットンパッキング」と「テーピング」の2種類です。

コットンパッキングは、爪と皮膚の間にコットンを少量ずつ詰め、隙間を作ることで爪の食い込みを防ぎます。
テーピングは、皮膚を引っ張って爪との隙間を広げ、圧迫感を軽減する方法です。

ただし、巻き爪のカーブが強い、歩くのもつらいほど痛むといった場合は、自己判断で処置を続けるのは避けましょう。

セルフケアはあくまで一時的な対策であり、根本的な改善には専門的な治療が必要です。症状が悪化する前に、フットケア専門店や病院を受診しましょう。

セルフケアの方法については、以下の記事で紹介していますので、ご覧ください。

自分の巻き爪は何科が適切か調べ、早めに処置を受けよう

巻き爪の治療を受けられるのは、皮膚科や形成外科、整形外科です。ただし、病院によっては矯正治療に対応していないケースもあります。

病院での治療を希望する方は、事前にホームページで診療内容を確認しておきましょう。巻き爪の施術例が紹介されている場合は、実績がある目安になります。

もし近隣に適切な病院が見つからなければ、フットケア専門店に相談するのもおすすめです。巻き爪補正店では、プレートを使った矯正を行っています。

爪の切り方や靴の選び方のアドバイスなど、総合的なサポートも提供して、再発防止のためのアプローチもしております。
医療行為が必要になる場合は、提携の病院を紹介もしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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