グリーンネイルとは?

2024年11月1日

ネイルを楽しんでいる中で突然、爪が緑色になっていて驚いた経験はありませんか?これは「グリーンネイル」といい、主に細菌感染によって起こるものです。今回は、この「グリーンネイル」についてのお話しです。


グリーンネイルは、爪が緑色に変色する症状が現れます。医学的には「緑膿菌感染症」と呼ばれます。この細菌は湿気の多い環境で増えやすいため長い期間ネイルをつけていたり爪が密閉されて湿気がこもると感染しやすくなります。

グリーンネイルの主な原因

1.湿気と細菌の繁殖

爪とジェルネイルやアクリルネイルなどの人工的なネイルの隙間に水分が溜まると緑膿菌が繁殖しやしくなります。爪とネイルの隙間から水分が入り込み、爪の下で細菌が増えることでグリーンネイルが発生します。

2.爪のダメージ

爪を強くぶつける、ネイルを無理に剥がすなど爪の表面が損傷すると、そこから細菌が侵入しやすくなります。

3.ネイルの長期間つけっぱなし

ネイルの長期間つけっぱなしは爪が呼吸が出来ず湿気がこもりやすくなります。

グリーンネイルの予防法

1.適切なネイルケア

ネイルをする前は爪をしっかり清潔にして乾燥させてから行いましょう。ネイル中ネイル後も爪とネイルの間に隙間ができないように注意をしてください。

2.爪を乾燥させる 

手洗い後などは、しっかりと爪の間まで乾かすことを意識しましょう。湿気をためないようにすることが繁殖を防ぐことになります。

3.定期的なネイルオフ

ネイルは長期間つけっぱなしにせず、数週間ごとにオフをし爪を休ませてあげてください。爪を自然な状態にしてあげることで感染リスクを減らすことができます。

グリーンネイルになってしまったら?

1.ネイルを取る

まずはネイルを安全に取り外し、爪をしっかり乾燥させ清潔な状態に保ち繁殖を抑えることが大切です。

2.消毒

感染部位を消毒やアルコールでしっかりと消毒し、細菌を除去します。軽度のグリーンネイルであれば消毒とケアだけで改善されることもあります。

3.皮膚科を受診する

改善が見られない場合、症状が重い場合は皮膚科の受診をおすすめします。適切な治療を受けることで早期に回復できます。


グリーンネイルは適切なケアと対策で、予防・改善をすることができます。日々のネイルケアをしっかり行い、何より爪を清潔に保つことが最も大切なことと言えます。もし、グリーンネイルになってしまっても放置せず早めの対処をすることで爪の健康を取り戻すことができます。日々のケアを大切にしていただきネイルを楽しんでくださいね。

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