足に悪い歩き方 【熊本店】

2025年03月3日

足に悪い歩き方を続けると、膝や腰への負担が増えたり、足の変形(外反母趾、偏平足など)の原因になります。以下のような歩き方には注意しましょう。

1. 猫背・前かがみ歩き

  • 特徴:背中が丸まり、頭が前に出る歩き方
  • 悪影響
    • 足裏の一部に負担が集中し、タコや魚の目ができやすい
    • 膝や腰への衝撃が大きくなり、痛みの原因に
    • 疲れやすく、転びやすい

改善策
→ 背筋を伸ばし、目線を前に向ける

2. すり足歩き

  • 特徴:足を引きずるように歩く
  • 悪影響
    • 足の筋力が低下しやすい(特に高齢者は転倒リスクが上がる)
    • 足裏への衝撃が大きくなり、疲れやすい

改善策
→ つま先を少し上げ、かかとから着地する意識を持つ

3. ぺたぺた歩き(ベタ足歩き)

  • 特徴:足の裏全体を同時に地面につける歩き方
  • 悪影響
    • クッションの役割をする「土踏まず」が使われず、扁平足になりやすい
    • 衝撃が直接足に伝わり、疲労がたまりやすい

改善策
かかと → 足裏 → つま先の順番で地面につくように意識

4. 内股歩き

  • 特徴:つま先が内側を向いて歩く
  • 悪影響
    • 外反母趾やX脚の原因になる
    • 足の筋肉のバランスが崩れ、膝や股関節に負担がかかる

改善策
→ つま先を**少し外向き(11時と1時の方向)**にして歩く

5. がに股歩き

  • 特徴:つま先が外側を向きすぎる歩き方
  • 悪影響
    • O脚になりやすい
    • 足の外側ばかり使うため、膝や股関節への負担が増える

改善策
→ 足の親指の付け根(母趾球)で地面を蹴るように意識

6. 片足重心歩き

  • 特徴:片方の足に体重をかけるクセがある歩き方
  • 悪影響
    • 骨盤の歪みや腰痛の原因になる
    • 靴の片側だけがすり減りやすい

改善策
左右均等に体重をかける意識を持つ

7. 早足・ドスドス歩き

  • 特徴:勢いよく地面を踏みつけるように歩く
  • 悪影響
    • 足裏に強い衝撃がかかり、足底筋膜炎のリスクが高まる
    • 靴のすり減りが早くなり、膝や腰への負担が増える

改善策
→ 衝撃を和らげるように、柔らかく歩く


正しい歩き方のポイント

背筋を伸ばし、目線はまっすぐ
かかとから着地し、つま先でしっかり蹴る
足の親指の付け根を意識して歩く
左右均等に体重をかける

歩き方を見直すだけで、足の負担を軽減し、疲れにくい体になります!
もし足に関するトラブルがございましたら、巻き爪補正店 熊本店にご相談ください。

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