爪白癬(そうはくせん)の豆知識 【長崎店】

2024年06月18日

こんにちは
巻き爪補正店 長崎店です

今回は爪白癬について詳しく紹介します。

爪白癬(そうはくせん)とは、真菌(カビ)の一種が爪に感染することで発生する感染症です。特に足の爪に多く見られますが、手の爪にも感染することがあります。爪白癬は一般的には「爪の水虫」として知られています。

主な症状

  1. 爪の変色: 爪が黄色、白、茶色、緑色に変色することがあります。
  2. 爪の厚み: 爪が厚くなり、硬くなります。
  3. 爪のもろさ: 爪が割れやすく、もろくなることがあります。
  4. 爪の変形: 爪の形が変わり、波打ったり凹凸ができたりします。
  5. 爪の剥離: 爪が部分的に剥がれ落ちることがあります。
  6. 痛みや不快感: 感染が進むと痛みや不快感を伴うことがあります。

原因

爪白癬の原因は、主に皮膚糸状菌という種類の真菌です。これらの真菌は湿気の多い環境を好み、人から人への接触や共有物を介して感染することが多いです。

感染リスクを高める要因

  1. 湿気の多い環境: 水虫にかかっている人や、高湿度の環境で生活する人はリスクが高くなります。
  2. 密閉された靴: 長時間履くことで足が蒸れやすくなり、感染のリスクが高まります。
  3. 共有物: 家族や他人とタオル、靴、爪切りなどを共有すると感染しやすくなります。
  4. 免疫力の低下: 高齢者や免疫力が低下している人は感染しやすくなります。
  5. 皮膚疾患: アトピー性皮膚炎や乾癬などの皮膚疾患を持つ人はリスクが高まります。

診断

爪白癬の診断は、皮膚科医による視診や爪の一部を採取して顕微鏡で検査する方法が一般的です。

治療方法

  1. 外用薬: 軽度の場合、抗真菌薬の外用薬(クリームや液体)を爪に塗布することが一般的です。
  2. 内服薬: 重度の爪白癬や外用薬が効かない場合、抗真菌薬の内服薬が処方されることがあります。内服薬は数ヶ月にわたり服用する必要があります。
  3. 爪のケア: 感染した爪を削ったり切ったりすることで、薬の浸透を良くし、感染を早く治すことができます。
  4. レーザー治療: 一部のケースでは、レーザー治療が用いられることもあります。

予防策

  1. 足の清潔: 毎日足を洗い、しっかり乾かします。
  2. 適切な靴と靴下: 通気性の良い靴を選び、吸湿性の高い靴下を履くようにします。
  3. 共有物の管理: 家族や他人とタオルや爪切りを共有しないようにします。
  4. 公衆の場所での注意: プール、ジム、公共のシャワーなどでは、サンダルを履くようにします。
  5. 爪のケア: 定期的に爪を切り、清潔に保ちます。

爪白癬は治療に時間がかかることが多いため、早期に診断し、適切な治療を開始することが重要です。また、予防策を講じることで感染リスクを減らすことができます。症状がある場合は、皮膚科医に相談して適切な治療を受けることが大切です。また、足に関するトラブルがございましたら、巻き爪補正店 長崎店にご相談ください。

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