爪の水虫は厄介!?爪真菌症とは?
2022年10月24日
こんにちは!
巻き爪補正店グループです。
突然ですが足の爪をご覧ください!
あなたの爪の色はどのような色になっていますか?
このようにピンク色に見える爪甲と白色に見える爪先の爪先の状態になっていますか?
またピンク色に見える部分が5、白色に見える部分が1くらいの割合になっていますか?
もしあなたの爪色が違ったならもしかしたら何かしらのお爪のトラブルが起こっているかもしれません。
本日はそんな爪トラブルの1つ「爪真菌症」についてご説明させていただきます。
爪真菌症とは
爪真菌症とは爪のピンク色に見える部分「爪甲」と爪甲の下にある皮下組織の一部である「爪床」のどちらかもしくは両方が真菌に感染した状態のことを言います。
爪真菌症の中でも多いのが「爪白癬」と言われる白癬菌が原因で感染する場合が多いです。
爪白癬とはカビの仲間で、爪の水虫になります。
上の画像は爪水虫の画像になります。
このように色が変色したり白い線が入ったりとさまざまなパターンがあります。
爪水虫の病気のタイプ
英国で使われている病気のタイプわけ(病型分類)が国際的によく使われるようです。
今回のタイプわけはそちらをベースに分けさせていただいてます。
①遠位側縁爪甲下真菌症(DLSO)
爪周囲の白癬病巣から爪の端っこなどから広がっていきます。
爪水虫の中でも最も多い病型になります。
②表在性白色爪真菌症(SWO)
爪の表面から菌が広がっていきます。
この病型は爪白癬以外の菌でも起こることがあるようです。
③近位爪甲下爪真菌症(PSO)
爪の根本部分から菌が広がっていきます。
④全層性爪真菌症(EO)
爪のほぼ全層が菌に侵されていますが爪が厚くはなっていない場合が多いです。
⑤全異栄養性爪真菌症(TDO)
①~④の病型の最終形態です。爪のほぼ全部の層が菌に侵されています。
急なドラゴンボールネタになりますがフリーザーの最終形態みたいなものかもしれません!
⑥その他
複数の病型が混在したり、線状、楔状に爪甲内に入り込んだりします。
⑦カンジダ性爪真菌症
カンジダ性爪囲爪炎と爪カンジダ症に分けられます。
まとめ
爪水虫1つとってもさまざまな病型があり、いろんな爪の見た目として現れます。
爪水虫は痒さや痛さなどの問題が起きないので放置される方もいらっしゃいますが、菌が協力なため長期間の放置は治療を困難にさせてしまいます。
あなたの爪が通常の色と違って見えたり変わった形をしていたら一度診察を受けてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとございました。