肥厚爪（ひこうそう）の豆知識 【長崎店】
2025年03月18日
こんにちは
巻き爪補正店 長崎店です
今回は肥厚爪について詳しく説明します。
肥厚爪（ひこうそう）は、爪が通常よりも厚くなる状態を指します。この状態は、見た目の問題だけでなく、痛みや不快感を伴うこともあります。
肥厚爪の特徴
- 爪の厚さが増す：通常の爪よりも明らかに厚くなります。
- 色の変化：爪が黄色、茶色、灰色などに変色することがあります。
- 表面の変化：爪の表面がでこぼこになったり、縦方向に溝ができたりします。
- 痛み：厚くなった爪が靴に圧迫されることで痛みを感じることがあります。
- 爪の形の変化：爪が巻き爪のように曲がったり、広がったりすることがあります。
肥厚爪の原因
- 加齢：
- 年齢とともに爪の成長が遅くなり、爪が厚くなることがあります。
- 爪の外傷：
- 繰り返し爪に圧力や外傷が加わることで、爪が厚くなることがあります。特に、スポーツや仕事で爪に負荷がかかる場合に多いです。
- 真菌感染：
- 白癬菌（はくせんきん）などの真菌感染が原因で、爪が厚くなることがあります。これを爪白癬（つめはくせん）とも呼びます。
- 皮膚疾患：
- 乾癬（かんせん）や湿疹などの皮膚疾患が爪に影響を与え、肥厚爪を引き起こすことがあります。
- 循環器疾患：
- 血行不良や動脈硬化などの循環器疾患が原因で、爪に十分な栄養が届かず、肥厚することがあります。
- その他の原因：
- 遺伝、栄養不足、特定の薬の副作用なども肥厚爪の原因となることがあります。
肥厚爪の治療と管理
- 爪のケア：
- 定期的に爪を切り、適切な長さを保つことが重要です。厚い爪は、やすりを使って滑らかにします。
- 足の衛生管理：
- 足を清潔に保ち、乾燥させることで、真菌感染を防ぎます。通気性の良い靴や靴下を選ぶことも大切です。
- 薬物療法：
- 真菌感染が原因の場合、抗真菌薬の塗布や内服薬が処方されます。皮膚疾患が原因の場合は、その治療に応じた薬が使用されます。
- 医療処置：
- 重度の肥厚爪や痛みが強い場合、皮膚科や整形外科で専門的な治療を受けることが必要です。場合によっては、爪の部分的な除去や、爪床の治療が行われることがあります。
- 生活習慣の改善：
- 栄養バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙など、全身の健康状態を改善することで、爪の健康を保ちます。
予防方法
- 適切な靴の選択：
- 足に合ったサイズの靴を選び、爪に過度な圧力がかからないようにします。
- 足の定期的なチェック：
- 特に糖尿病などの基礎疾患がある場合、定期的に足のチェックを行い、異常を早期に発見することが重要です。
- 適切な爪の切り方：
- 爪はまっすぐに切り、角を丸く整えないようにします。これにより、巻き爪や肥厚爪を防ぐことができます。
肥厚爪は、原因に応じた適切な治療と日常的なケアにより、症状の改善が期待できます。爪に異常を感じた場合は、早めに医療機関を受診することが重要です。
もし足に関するトラブルがございましたら、巻き爪補正店 長崎店にご相談ください。