高齢になってからの巻き爪
2023年09月11日
巻き爪になりますと足裏に正しく体重をかけられなくなり、足指の関節にも支障が出てきやすくなります。土踏まずを構成する筋肉なども弱くなる事に繋がるため、
・足裏の痛み
・関節の歪み
・冷え
・むくみ
・足底筋膜炎
・外反母趾
等といった症状もあらわれやすくなって参りますので注意が必要です。
特に高齢者の方の巻き爪は歩く事が自然と少なくなってくる事による巻きの強さ、爪を切る事の困難さ、乾燥や白癬といったものにもなりやすく普段の生活を過ごしているだけでも巻き爪になりやすいリスクが潜んでいるのです。ですので少しでも違和感などがある内から痛みは無いからと見て見ぬふりをするのではなく、痛みが出てくる前に改善するという意識でおられた方が結果としては長く快適に過ごせる時間が増える事となります。
また、上記でもご説明させていただいている外反母趾ですが女性だけではなく男性にも見受けらるケースが増えており、年齢も成人男性だけではなく小・中学生くらいの層からも悩まれている事からヒールを履く女性のみとは言えなくなっており、この外反母趾の種類も
□じんたい性
□ハンマートゥ性
□病変性
などこの他にも大きく分けられるものがありますが、横アーチの靭帯がゆるみ歩き方が不自然となりやすくなったがゆえの歩き方の問題とも繋がって参りますので巻き爪と共に外反母指も油断せず注意が必要となって参ります。
意識しなければならない点がいくつか出てきてしまうのですが、まずは正しく歩くための知識、爪の長さを保つための切りすぎない爪切り、乾燥を防ぐための保湿など日々の生活で取り入れられるところから始めていただけると良いかと思います。
なお、爪切りが苦手な場合は当店でもメニューで扱っておりますのでお気軽にお声がけいただければと思います。