爪水虫の3種類の治療法!

2023年01月3日

こんにちは!

巻き爪補正店グループです。

前回爪の真菌症について書かせていただきました。

本日はその続きの治療法について調べました。

前回の記事と合わせて是非お読みください。

爪白癬(水虫)の治療は大切?

爪の水虫は痒さや痛さがないためそもそも感染に気付かなかったり、気づいても症状がないため放置してしまう方も多いです。

しかし爪水虫は放置してしまうと菌が進行してしまうとともにご家族などに移してしまう可能性があります。

また爪水虫になる事で爪が巻いてしまい皮膚に刺さって炎症の原因にもなってしまいます。

特に糖尿病を患っている方は感染もしやすく、直りが遅くなりやすく、再発率も高くなってしまいます。

そのため早期発見と早期治療が大切になっていきます。

内服療法(飲み薬)について

「日本皮膚科学会皮膚真菌症ガイドライン2019」によると塗り薬よりも飲み薬の方が完全治癒率が高いため、重度の爪水虫は飲み薬を強く推奨しておりました。

しかし副作用があるため飲んでも大丈夫な方とダメな方がいます。

・テルビナフィン

食後に飲みます。

定期的に血液検査を行う必要があります。

内服期間は6ヶ月です。

・イトラコナゾール

食後に飲みます。

1週間服用し続けその後3週間飲むのを休みます。

これを3回繰り返します。

併用禁忌薬が多いです。

・ホスラブコナゾール

ネイリンカプセルです。

1日1カプセルを1回飲み、12週間服用します。

肝機能障害が生じることがあるので血液検査でチェックします。

お客様のお話を聞いているとネイリンカプセルをまずは処方される方が多いなと感じます。

外用療法(塗り薬)

飲み薬より完全治癒率が低いため軽度~中度の爪水虫に処方される事が多いようです。

飲み薬のような副作用がないため飲み薬が血液検査の結果中止になったな方にも処方されます。

・エフィナコナゾール(クレナフィン)

・ルリコナゾール(ルコナック)

どちらとも1日1回爪全体にぬります。

その他の治療法

治りが悪い爪真菌症には塗り薬の効果を高めるために爪の菌に侵されている部分の除去をすることがあります。

場合によっては外科的抜爪術をする場合もあるようです。

またレーザー治療を行っている場所もあります。

基本的には飲み薬か塗り薬が処方されるケースが多いですが、患者さんの事情や治療進行度合いによって行われる場合があるようです。

まとめ

爪水虫は巻き爪などの爪トラブルの原因にもなりますし、なにより周りに人に感染してしまう恐れがあります。

進行すればするほど治療期間も長くなり再発率も高くなってしまいます。

早期発見・早期治療が大切になりますので爪に異変を感じましたら一度皮膚科を受診してみてください。

もし爪の色が変色しているのに菌が発見されなかったら場合は変形爪の可能性があります。

当店では東京でも数少ない変形したお爪をきれいなお爪に生え変わらせるお手伝いもしております。

お爪のお悩みはご相談ください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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