足裏アーチとタコ・魚の目の関係

2023年04月15日

何気なく日々移動の際に使っている足裏ですがなぜアーチがあるのか意識した事はありますでしょうか?

足裏のアーチは脛や足裏の筋肉によって支えられており歩行時にバネやクッションの役割を持っております。私達が何気なくしている歩行ではありますが思っている以上に一歩一歩でかなりの重さの衝撃を受けております。甲の部分の縦横に適切なアーチが保たれ、足の骨が微妙にたわむ事で足は体の重みや歩くときのダメージを和らげているのがこのアーチとなって参ります。

そして、足裏のアーチにゆがみが発生しますと足裏が靴と接触する機会が増え今まで受けることがなかった部分に常に刺激が加わる状態となり場合によってはタコに、またここに捻りの力が加わると魚の目となってくる可能性が高まります。

魚の目の発症は男性より女性の方が多く足の構造が男性よりも弱く柔らかいこと。また、ヒールをはくことによって生じる無意識のうちに足をねじりながら歩く所作などからどうしても比較的発症しやすいと言われております。

出来やすい場所としましては常に刺激を受け続けやすい場所となりますので親指の下、親指と人差し指の間(歩いた時に当たる箇所)、小指の側面など挙げられますがもちろん他の部位でも出てくる事は充分に考えられます。例えば開帳足と言ってアーチが崩れてしまってもそこがこすれて刺激を受けタコから魚の目へと変化をしやすくなってきてしまうことにもつながって参ります。

タコ・魚の目も常に刺激がありつづける状況がポイントとなって参りますので足裏のアーチを保てる事が予防と改善につながることにもなりますので一度ご自身の足裏のアーチがどうなっているのか見直してみるのも良いかもしれません💡。

また、足裏のアーチを助けるのがインソールとなって参りますが様々なタイプのものがありますのでご自身にあったものを見つけるのがやはり一番かと思います。

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