【足と靴のお話 Part1】

2023年09月12日

足の健康

欧米諸国と比較し、日本はまだ足や靴の専門家も少なく、関心は非常に低く、巻き爪や外反母趾や扁平足など足のトラブルを抱えている方も多くいらっしゃいます。

ドイツでは赤ちゃんの頃から5歳までに計9回も足の健康診断が義務づけられています。定期検診は股関節・脚長差・足の変形(内反外反・偏平足など)などのチェックも行われ、子どもの躾や教育では靴の履き方・歩き方・足部の成長を促す運動が取り入れられているようです。流石ですね(^.^)/~~~

赤ちゃんの頃から足のアーチづくりが始まるそうです

本来であれば足の健康は小さい頃からの取り組みが大切ですね!

足裏から健康になるために、現在私たちが出来ることをお伝えしましす

足裏の構造と働き

●足裏は3つのアーチが存在します

【アーチの役割】

・クッションの役割…着地した時の衝撃を吸収・分散する

・バネの役割…重心の移動をスムーズにして、地面の蹴り出しをサポート

・体重を支える役割

アーチの崩れによる足のトラブル

  1. 巻き爪
  2. 魚の目・タコ
  3. 外反母趾
  4. 浮き指

アーチの崩れによる足のトラブルリスクをなくすために、足健康の維持・トラブル予防するための対策を日常から取り入れることをお勧めします☆

ドイツのように生まれてから足の健康が国として対策していれば、足のトラブルも回避できるのでしょう。しかし、日本ではトラブルが起きてから対策をする方がほとんどだと思います。すでにアーチが崩れている方でも、これから対策することで遅くはありません。人生100年時代!自分の足であと何年歩きますか?歩けますか?

足の健康は大切です!ぜひブログ掲載内容の知識を参考にして取り入れてみてください!

今回は靴をテーマにしきたいと思います(*^-^*)

足の健康を考えた靴選び

ポイント

①足のサイズ、幅を計測しましょう!

サイズ・足幅が合っている靴

1)内田俊彦:関節外科 31(1) 66-71, 2012

②つま先に1.0~1.5センチ余裕がある

 靴の前に余裕がないと、足を蹴りだすときに指先が前に伸びて靴に当たって圧迫されてしまいます。

③かかとがフィットしている

 つま先立ちをして靴のかかとが抜けないか

④靴ひも(マジックベルト)の靴が基本!

 靴ひもやマジックベルトで調整可能であると、踵だけでなく足全体に靴がフィットするよう 甲の部分を調整出来て、 一日を通しての足の変化(むくみなど)にも対応が可能です。

⑤靴底の返りがあること

 しっかりとした硬い靴底のほうが良いですが、指の付け根の部分は歩くときに返り(曲がり)が必要です。

⑥ソフト過ぎない、軽量すぎない靴

 軽い=疲れないと思われますが、少し重めのほうが疲れません。また靴底全体が柔らかすぎない靴を選びましょう。

足裏アーチサポートアイテム

①インソール

②アーチサポート機能付き5本指ソックス

③足裏の運動

※次回は足裏のアーチや足裏運動のお話を詳しく掲載させていただきます☆

最後までお読みいただきありがとうございました

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