教えて巻き爪先生!~外反母趾と巻き爪~

2022年08月21日

皆さんこんにちは♪

東京巻き爪補正店グループです 😛 いつもブログをお読み頂きありがとうございます!

 

今回は外反母趾になると、足や爪にどのような影響が出るのかお伝えしていきます!

【外反母趾】皆さんご存じの方は多いのではないでしょうか?

■■■外反母趾の原因■■■

足の親指(母趾)が第2趾の方へ曲がってに変形し「くの字」になる状態です。

主な原因は合わない靴、特にハイヒール、先の細い靴などが最も影響が大きいと言われております。

ハイヒールを履くと、足底にかかる体重は前足部に集中します‼

なんと、4.0cmヒールで約1.5倍!9.0cmヒールで約3倍!

前足部に負荷がかかります 😯 その結果、横アーチが低下し偏平足(開帳足)となり、足裏のアーチの歪みが生じ、巻き爪・タコ・魚の目など重大な足病のリスクが高くなります!

また、生活習慣も影響していると言われています。現代社会において裸足の時間が減少したり、交通機関の普及で自分の足で歩く機会が減少し、足の筋力はどんどん低下する傾向にあり、その結果、足裏のアーチが減少しいわゆる偏平足を引き起こし、これが外反母趾を生じやすくしている要因の1つにもなっているのです。

ハイヒールもきつい靴も履かないという方は、何らかの内的要因も考えられます。外反母趾は女性の方が圧倒的に発生頻度は多いです。男性より女性の方が関節が柔らかかったり、筋肉が弱いということが要因になっている可能性があります。また関節リウマチなどの基礎疾患がある場合も外反母趾になりやすいと言われております。

■■■外反母趾と巻き爪・タコ・魚の目の重大足病とは■■■

外反母趾を伴うお足のほとんどがアーチの低下した偏平足や横アーチが低下した開帳足となっています。アーチの構造に歪みが外反母趾の最大要因にもなってきます。

では外反母趾が進行するとどうなるのか?

外反母趾では歩行時に親指で蹴り返すことが出来ず、代償で他の指で蹴り返す役割を担います。爪は元々巻くような性質があります。歩行時に地面からの力が加わることで爪が平らとなります。しかし蹴り出す親指が使えないということは、巻く力が勝ってしまい巻き爪となってしまいます。また外反母趾の方はアーチが破綻して偏平足、開帳足になっているため、第2趾の付け根や小指の付け根にタコやウオノメを生じてしまいます。このように外反母趾の方は重大な足病のリスクが非常に高くなります

さらに進行すると、親指が第2・3趾の下に入り込み、脱臼を招く恐れがあります。また、親指の付け根の突出部が靴に当たり、赤く腫れ、その突出部には神経が走行しているため、痛みや痺れが生じることがあります。

■■■外反母趾の予防と対策■■■

●靴の選び方…ハイヒールなどの踵が高く、先の細い靴は控える。自分の足に合った靴選びが重要になってきます。

●タオルギャザー運動

●ホーマン体操…下記の矢印に動かす

●つま先立ち運動

●インソール

 

■■■外反母趾の治療(保存療法、手術療法)■■■

先程、お話したように外反母趾はアーチが低下して偏平足や開帳足となっている方がほとんどです。アーチの破綻が外反母趾の最大の要因にもなっているので、アーチをサポートしていくことが大切となってきます!

●保存療法

・インソール

・外反母趾セパレーターや外反母趾サポーターグッズ…関節拘縮を予防する効果はある程度ありますが、外反母趾を矯正するまでの効果までは難しい

保存療法を試みても症状が改善されない場合や角度が強い重度の場合(角度の指標がある)は最終的な治療として手術療法もあります。手術に関することは医療機関にご相談ください。

 

◆外反母趾が進行しないように予防対策していくことが大切となってきますので、是非ご自身のお足を見直してみてください。

また皆さまに大切な情報を発信していきますね‼

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

巻き爪補正店Group一覧

 

 

関連記事