教えて巻き爪先生!『私の爪、剥がれているの?治るの?』
2022年06月12日
皆さまこんにちは
東京巻き爪補正店グループです 😛
いつもブログをお読み頂きありがとうございます!
このようなお爪で、白くて浮いているお爪で悩んでいる方!
このようなお爪を【爪甲剥離症】といいます
ではこの爪甲剥離症とは一体どのうな爪の状態なのか解説していきたいと思います
●爪甲剥離症って何?
本来、爪は先端部以外は爪の下の皮膚と付着しておりますが、爪の下の皮膚から離れて浮き上がった状態のお爪を爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)と言います
●爪甲剥離症の原因
爪甲剥離症の原因は非常に多彩です。はっきりとした原因が分からない場合もあります。
大きく分類すると
・真菌性のもの(白癬菌など)
・爪下腫瘍(イボ、タコなど)
・全身疾患に伴うもの(糖尿病、甲状腺機能異常や貧血など)
・皮膚疾患の部分的な症状として(強皮症、乾癬、掌蹠多汗症、接触性皮膚炎など)
・外傷や刺激による局所的因子(マニキュア、ジェル、洗剤など)
・光線過敏症に伴うもの(日光によるもの)
・上記にあてはまらない原因がはっきりしない特発性のもの
●爪甲剥離症の症状
爪甲剥離症を発症すると爪の先端から徐々に爪が剥がれてきます。
剥がれた部分は白っぽく黄色っぽくなりますが、原因が真菌の場合もこのような色に変化します。細菌感染を伴う場合は緑色になることもあります(緑膿菌)。原因によっては複数の爪に症状が現れる場合もあります
●どうしたらいいの?
いったん剥がれてしまった爪は再びくっつく事はありません。しかし爪母(爪をつくる工場)が壊れていなければ、新たな爪が生えて、剥がれた部分の爪は先端へと移動して最終的には無くなり新しいお爪となります!
まずは考えられる原因を検討しましょう!
いつ頃から症状が現れたのか、日常生活上で外傷や局所的な刺激はどうであったか?
思い当たることがなければ、皮膚科へ受診することをお勧めします
顕微鏡検査で細菌、真菌などの感染症の有無の確認をしたり
原因が特定できなければ、血液検査で甲状腺異常や貧血などの全身状態も分かります
ご不安な方は、まずは早めに皮膚科へ受診をして原因を特定し、正しい治療を主治医と相談しながら進めていきましょう!
●巻き爪補正は出来るの?
まずは原因を特定することが大切となってきますが、爪甲剥離症の治療と並行して巻き爪補正していくことが大切となります。巻き爪を放置しておくと、巻き爪による痛みの増強や皮膚の炎症を起こす可能性があるため、一人一人の爪の剥離の症状に応じた補正の施術をしておりますので、ご安心ください。
今回は多くの爪甲剥離症の症例を見てきた中で
皆さまの質問を多く頂いたので【爪甲剥離症】についてお話させていただきました
最後までお読み頂きありがとうございます
また皆さまへお役に立てる情報を発信していきたいと思います
ではまた!(^^)!