爪白癬(水虫)患者は日本にどれくらいいる?

2022年06月23日

 

こんにちは!

東京巻き爪補正店でございます!

 

本日は巻き爪の原因にもなる爪白癬(水虫)についてお書きします。

 

 

我が国の疫学調査では、10人に1人は爪白癬患者がいるという報告があります。

ということは日本では常に1000万人以上の爪白癬患者がいるということになります。

また、爪白癬は年齢が上がるに従って頻度が増え

60歳以上の高齢者の4割がかかっているという米国のデータもあります。

 

では爪白癬のお爪にはどのような特徴があるのでしょうか?

一般的に白癬というと、足が痒くなるイメージがありますが

爪白癬は痒くなることはありません。

爪白癬の症状は色々ありますが、多い症状といたしまして

 

・爪が白~黄色に濁って厚くなる

・爪の下がボロボロになる

 

などが挙げられます。

 

感染経路は主に足の白癬が爪に感染することが多いです。

足白癬は、足の裏に小さな水膨れが生じ、水膨れが破れると皮が剥ける小水疱型(汗疱型)

足の指の間の皮が剥けたり、白くふやけたりする趾間型、ヒビ、アカギレのように足の裏全体

が硬くなる角質増殖型に分類されています。

 

小水疱型(趾間型)は、季節的に暖かくなると症状がでて、涼しくなると自然に症状が治まります。

対して角質増殖型は季節的変動がなく、むしろ冬期にはひび割れて痛いこともあります。

そして角質増殖型の足白癬は爪白癬(爪の水虫)を合併していますが、

小水疱型(趾間型)の足白癬は長い間治療せずに放置していない限り

爪白癬を合併することはありません。

ですから趾間型、角質増殖型の足白癬の方は爪にも感染するリスクが高いです。

 

 

白癬に感染してしまったら

皮膚の角層に感染した白癬は、抗真菌作用を有する塗り薬をきちんとつければ良くなります。

しかし角層がかなり厚くなっている角質増殖型の場合は、飲み薬を飲まないと治りません。

飲み薬は全ての白癬に有効ですが、副作用や他の薬剤との飲み合わせの問題や

費用が高いなどの欠点もあります。

 

日頃から白癬にならないように予防することが大切です!

主な予防法

1.からだを清潔に保つ

2.清潔なバスマットを使う

3.靴や靴下の工夫で湿気を避ける

4.素足で利用する施設に行った後は気をつける

(足をよく洗う、よく乾かす)

 

などがございます。

足白癬・爪白癬は、家庭感染も再発率も非常い高い病気です。

 

また爪白癬が原因で巻き爪になってしまい当院を訪れる患者様も非常に多いです。

 

当店での巻き爪治療と、皮膚科での白癬治療を

同時に行うことも出来ますので、気になる方はお気軽に

ご相談くださいませ(*^^*)

 

 

 

 

 

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